~手仕事Travel Vol.2~ 古川真紀子さんの器 - 家具・インテリア雑貨・ファッション通販|DOUBLEDAY【ダブルデイ】公式

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~手仕事Travel Vol.2~ 古川真紀子さんの器

日本をはじめ、世界中の作り手がていねいに作りこんだ“手仕事の世界“をご紹介する~手仕事Travel~。第2回は、群馬県桐生市に工房を構える和食器の作家『撫菜花工藝(なずなこうげい) 古川 真紀子さん』の手仕事をご紹介します。




ダブルデイ実店舗での個展でも注目の作家さん

ダブルデイでは、2018年10月から11月にかけて3店舗で「撫菜花工藝 古川真紀子展」を開催しました。独創的で華やかな器は開催直後から注目が集まり、手に取ってじっくりと眺めてくださるお客さまが多くいらっしゃったのが印象的です。







建築事務所勤務から陶芸の道へ

建築事務所で住宅設計のご経歴がある古川さん。図面を書くことが好きで住宅設計に興味がおありだったそうです。陶芸の道に進むことになったのは、建築事務所で働いている頃、料理の本を見ているうちに器に目がいくようになったことがきっかけだとか。
近くの陶芸教室に通い始めたところ、もともとものづくりが好きだったこともあってすぐに夢中になり、本格的に陶芸を学ぶため京都造形芸術大学へ進学されたそうです。



(c) miyahama yumiko



横浜から、歴史あるものづくりの街“桐生”へ

大学の同級生であり、同じく陶芸家のご主人フルカワ ゲンゴ氏のご実家が工房だったこともあり、始めは横浜に工房を構えていた古川さん。
より制作に集中する環境を整えようと移住先を探していたところ、古川さんのお母さまの郷里である群馬県桐生市にご縁があり2013年から桐生市で『撫菜花工藝』を構えておられます。



(c) miyahama yumiko

桐生は群馬県の東部に位置し、日本を代表する“機織り”の街として有名です。その歴史は古く、奈良時代から「絹織物」の産地として名を馳せ、作られる織物は京都・西陣織と並び「桐生織」と称されています。近代に入ってからも先進的なものづくりに挑戦する企業を多く輩出しているこの地は、古川さんのものづくりの世界観を作るうえでぴったりの風土ですね。古川さんの周囲にも、ものづくりの作家さんが多くいらっしゃって互いに良い刺激を受けているそうです。




(c) miyahama yumiko


ちなみに、工房には陶芸教室が併設されており、古川さんから直接陶芸をご教授いただけるとか。近くに住んでいるならぜひとも通いたいところです!




独創的な幾何学デザインは世界中の建築物や文様から

他にはない独創的なモザイクや幾何学デザイン、細やかに塗り分けられた色使いが特徴の古川さんの器。建築を学んでいる頃から幾何学的なデザインが好きで、陶芸にも「無意識に取り入れていた」そうです。デザインのインスピレーションはアフリカの建物やイスラム建築を彩るタイル模様、中国の青銅器など世界中から幅広く得ているとか。




エキゾチックさと立体感がある文様に優しい彩色がほどこされた器は作家の個性が際立ち、単に「和食器」というジャンルを越えて多くの人を魅了しています。



(c) miyahama yumiko



古川さんの器の最大の特徴は色彩の豊かさ


古川さんの器といえば、一つの器に平均して10~15色以上の色が使われているのが特徴。ランダムに配置されているように見えますが、やはりそこは建築関係のご出身。隣り合う色の相性や使う色のバランスなど、計算された配色だからこそ、多色使いの器でも上品にまとまります。







器を彩る文様は古川さんが一色一色筆で塗っています

緻密に彩られたモザイクタイルや幾何学文様はどのように作られているのでしょうか。
「素焼きの器に撥水効果のある液体で模様を描き、一色一色筆で釉薬を塗っていく」と、古川さんは一言でおっしゃいますが実際は本当に地道な作業です。



(c) miyahama yumiko

モザイクタイル模様の場合は、器の大きさにあわせてタイルの分割数を変えたテンプレートが作られていて、テンプレートをもとに印をつけていく作業を繰り返すそうです。






器の成型から下書き、釉薬の彩色、窯焼きと地道でていねいな手仕事によって生み出される器は「世界で唯一の器」として仕上がるのです。



今後はインテリアに使えるものも充実させたい

「釉薬を塗っている時と、かくかくした作品を組み立てている時」が楽しいとおっしゃる古川さん。
今後は、器だけでなく“ペンダントライト”や“時計”などのインテリアグッズを充実させようと構想を練っておられるとか。ペンダントライトは、ダブルデイでの個展の際も注目度が高かったアイテム。また“植物を楽しく入れられる器”の制作も考案中だそうです。



(c) miyahama yumiko

古川さんからは
「これからも丁寧に作ることを心がけて、日々、土と向き合っていきます」
とのメッセージをいただきました。
モザイクタイルや幾何学文様の器はもちろん、住宅設計のご経験がおありの古川さんが作るインテリアアイテムがとても楽しみですね。



●撫菜花工藝 古川 真紀子さんの器はこちらよりご覧いただけます。