~手仕事Travel Vol.4~ “MARINEDAY”のバッグ - 家具・インテリア雑貨・ファッション通販|DOUBLEDAY【ダブルデイ】公式

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~手仕事Travel Vol.4~ “MARINEDAY”のバッグ

日本をはじめ、世界中の作り手が丁寧に作りこんだ“手仕事の世界”をご紹介する~手仕事Travel~。 第4回は兵庫県神戸市から“日本の職人仕事”のファッションアイテムを発信する『MARINEDAY』の林さんにお話を伺いました。




海の街神戸で、海の日に誕生

帆布やレザーを使ったオリジナリティあふれるデザインのバッグでおなじみのMARINEDAYは神戸出身の林さんが神戸で立ち上げたブランド。 以前はアパレル勤務だった林さんのご経験をいかし、日本の職人技術の高さを伝えられるブランドを作りたい、という想いからブランドが生まれて今年で15年。
実は、DOUBLEDAYとはMARINEDAY立ち上げ当初からの長いお付き合いなんですよ! 海のイメージが強い神戸の地で、ご自身の誕生日“海の日=マリンデイ”をブランド名に冠しました。アトリエがある場所も“海岸通り”という徹底ぶりです。



アトリエもとっても素敵。展示会もこちらで。





日本の職人の高い技術力を神戸から発信

「日本の職人は、世界的に見ても本当に高い技術を持っていると思う」
とおっしゃる林さん。例えば、MARINEDAYのバッグにもしばしば使われている姫路レザーは染色技術の高さが突出しているとか。
“発色の良さ、色落ちのしにくさはピカイチ”だそう。MARINEDAYの商品は日本の職人が持つ技術力の高さを伝えることも意識して企画されています。



MARINEDAYでは、西日本の職人さんに仕事を依頼することが多いそう。例えば、MARINEDAYの代名詞とも言える帆布は、ジャパンデニムとして有名な岡山県の児島の工場で。他にも、和歌山県や香川県、大阪府など10ヶ所ほどの工場と取引しているとか。
「職人は作れば作るほど手が良くなる。MARINEDAYの規模感で仕事をしているからこそ、職人さんの協力を得て自分の信念を盛り込んだモノづくりができる」
とおっしゃいます。



一部のバッグのレザーベルトには“JAPAN MADE”の刻印。





長く使うのが楽しみになる“しかけ”がいっぱい

MARINEDAYのバッグと言えば「真鍮製ナスカン」や「銅製リベット」など、ちょっと他にはないパーツが特徴。
「真鍮製ナスカンはブランド立ち上げ時から使っているアイテム。最初は、イタリアの船舶会社が実際に使っていたものを購入していた」
というこだわりぶり。
ところが、最初に使用していたナスカンが真鍮製からステンレス製になってしまったそうで、真鍮製を変えたくなかった林さんが新たな真鍮製ナスカンを探して辿り着いたのは、日本のとある鋳物工場。昔はたくさんあった日本の鋳物工場も現在はどんどん減ってきているため、日本製の真鍮は、実は貴重なんだとか。こんな小さなパーツにも日本の職人の技術力が詰まっているんですね。




海のイメージにもつながる真鍮パーツ。



リベットは有名デニムメーカーでも使われているユニバーサル社の銅製リベット。帆布生地を重ねるとデニムよりも分厚くなってしまうので、機能(留め具)よりも飾りの要素が強いそうですが・・・
「MARINEDAYはセレクトショップに置いてもらうことが多い。お洋服とコーディネートした時の調和が大事だから」
あえてデニムと同じパーツをアクセントとして使ってるんだとか。



ブロンズ色の経年変化も楽しみたいリベット。



こだわりのパーツを使うのは
「真鍮パーツも、銅製リベットも使い込むと色が変わって風合いが出てくる。古ぼけてくるだけじゃない味わいは、こういう素材を使うからこそ出るもの」
ということも理由。
パーツの隅々にまで詰まったストーリーに想いを馳せながら、使い込んだバッグが自分に馴染んでいく過程を楽しめるのがMARINEDAYなんです。





もちろん、使いやすさにもこだわり

MARINEDAYのバッグは使いやすいことにも定評があります。たとえば、定番の“66NYLON FREEBLUEショルダーバッグ”は、斜め掛けしたときに身体に沿うようにパターンが作られています。実際、斜め掛けすると想像以上に身体にフィットするから驚き!



身体へのフィット感に驚き。



リピート購入や、長年愛用しているファンが多いのにも納得です。





バッグ作りも手作業なら、発送も手作業

MARINEDAYでは林さんが商品企画・デザインはもちろん発送業務までこなされています。
「僕一人で運営しているから、時には革の裁断も自分でして工場に届けることもある」
んだとか!
MARINEDAYのバッグを購入した時に入っているクラフトバッグにスタンプを押すのも、なんと一点一点、林さんの手作業です。






使い込まれたスタンプ。




押印されたときのインクのかすれも手仕事ならでは。



林さんの信念と日本の職人の技がいっぱい詰まったMARINEDAYのバッグ。こだわりはあるけれども、決して奇をてらわないデザインは日常のコーディネートに取り入れやすく、長く愛用していく楽しみが味わえます。




神戸らしい風景が見えるアトリエ。海からの心地よい風が入ってきます。




実は次のシーズンに向けた素敵な商品構想もこっそり教えていただきましたが、これはもうしばらく楽しみにしておいてくださいね!




●MARINEDAYのアイテムはこちらからご覧ください