トルクメニスタン、イラン、アフガンなど、中央アジアに点在するトルクメン族が織るヴィンテージのトライバルラグ(T-369)です。
トライバルラグは、パイル織の素朴な織物です。イスラム圏の遊牧民が織る織物で、毛足があるタイプを総称してトライバルラグ(部族のじゅうたん)と呼んでいます。
日本ではあまり注目されてきませんでしたが、欧米では早くから愛用されてきました。
同じ遊牧民が織る織物として有名な「キリム」や「ギャッベ」と同じく、
暮らしの中で使われ、部族ごとのモチーフや色使いが取り入れられています。キリムやギャッベとの違いは、何と言っても感嘆させられるほど緻密に表現されたデザインです。

現在中央アジアのトルクメニスタンを中心にイラン東北部のカスピ海沿岸地域、アフガニスタン北西部でなどで暮らしています。
トルクメン族が織るラグは「ギュル」と呼ばれる幾何学模様が特徴です。ギュルは、部族や家柄を示す紋章のような役割をしています。

この地域で織られるトライバルラグは、上質なウールで織られた密度の高さに定評があります。使い込んだからこそ生まれるなめらかな風合いをお楽しみいただけます。※洗浄や修復をしてからお届けしています。
T-369は、赤が多いトライバルラグの中ではめずらしいベージュ系の色使いです。両端の細長い舟形風なギュルと動物などのモチーフが織られています。
トライバルラグは、同じデザインのものは基本的に生まれません。また、ヴィンテージ品のため、世界で唯一のラグです。丈夫なウールラグだからこそ、長く愛用して自分だけの風合いに仕上げることができる・・・そんな楽しみがあるラグです。
トライバルラグはウールを使用しています。天然素材ならではの優しい肌触りは他には代えられない魅力です。ウールと言うと冬場のイメージですが、ウールには調湿作用があるので夏場でも涼しくお使いいただけます。
遊牧民がゆっくり時間をかけて手織りしているラグです。手織りならではのゆがみや風合いが表れています。この大らかさは手織りならではの味わいです。
少し小ぶりのサイズ感です。玄関マットやベッドサイド、パーソナルソファの足元など、様々な用途でお使いいただけます。明るい色目なので、陽射しが届きにくい空間でも部屋を明るくしてくれます。

トライバルラグについて、こちらで詳しく説明しています。
トライバルラグ、キリムマット、キリムクッションカバーの一覧はこちら
原産国:イラン
素材:ウール100%
サイズ:約89cm×63.5cm
◎床暖房、ホットカーペット〇
ご購入前に必ずお読みください
▼こちらの商品はすべて手作業で作られています。
色ムラやにじみ、形の歪み、サイズに誤差がある場合がございますが、いずれも不良ではございません。 画一品質のものには出せない“一点物の趣のあるラグ”としてご理解いただき末永くご愛用いただけることを願っております。
▼天然素材を使用しているため、木くずのようなものが混ざっている場合がございますが、不良ではございません。
▼湿気や摩擦により色移りする場合がございます。
特に薄い色の床やカーペット、ソファでの使用はご注意ください。
▼「お手入れ方法」タブも必ずお読みください。
▼こちらの商品は一点物です。同じデザインの再入荷はございませんので品切れの際はご了承くださいませ。
※本商品はお客様都合による返品・交換を受け付けておりません。あらかじめご了承ください。
<日常のお手入れ>
▼丁寧に掃除機をかけてください。その際、軽くブラシをかけていただく事も有効です。
▼いつもと同じ向きで敷いていると特定の部分のみ色褪せたり、傷みが出ることがあるので、時々は向きを変えたり、敷く場所なども変えてください。
▼湿気を嫌うので、乾燥した日を選んで、天日干しや虫干しをしてください。その時、軽く布団たたき等でたたくと、織り目に入ったほこりや、細かいゴミがとれます。
<汚したり、何かをこぼしてしまった場合>
▼すぐに水拭き(水を絞ったタオル等)をしてください。塩をまいて汚れを吸い取らせ、その後丁寧に水拭きを行ってください。
▼洗濯は水洗いで手洗いにて早く洗うようにしてください。(15分以内) 多少の色落ちは避けられません。
<ラグを洗うとき>
▼浴室の床など、作業をできる場所を確保します。
▼床にラグをひろげ、全体にシャワー等で水をかけます。スポンジにシャンプー、石鹸などを泡立て、ラグ全体になすりつけていきます。※細い糸で織られたものや糸が弱っているものは状態を見ながらおこなってください。
十分な水ですすぎ、仕上げに桶いっぱい位の水に酢大さじ1杯をとかしたものをかけ、すすいでください。これらの作業をできるだけ手早く、15分以内を目安に行います。
▼小さなサイズであれば、シーツやタオルで巻き洗濯機で脱水。それ以上のサイズのものは、手前からロール状で巻き、体重をかけて水分を押し出してください。方向を変えて何回かこの作業を繰り返し、水気を切ります。すのこの上などに広げて干してください。
陰干しでなくでも問題ありません。生乾きの時は指やブラシを使って毛足を整えてください。完全に乾くまで、裏・表両面干してください。
▼湿気や摩擦により色移りする場合がございます。
特に薄い色の床やカーペット、ソファでの使用はご注意ください。
▼大きなサイズの汚れやシミは専門のクリーニング店に相談してください。
▼ドライクリーニングは避けてください。