和歌山県で大正5年から続く漆器メーカー“島安汎工芸製作所”が作る吉野檜の三段重箱です。2色から選べます。

漆器は、和歌山県の伝統工芸のひとつです。越前、会津、山中に並ぶ漆器の産地として「紀州漆器」と呼ばれ長く親しまれてきました。その歴史は鎌倉時代にまで遡ると言われ、紀州徳川家の庇護の下に発展してきたとされています。
▼仕上げ塗りの工程の様子

紀州漆器の流れを受け継ぐ“島安汎工芸製作所”は大正5年に創業したメーカーです。現代になって漆器への需要が減るなか、漆器の技術と文化を守るために現代のライフスタイルに合わせて普段使いできる商品を開発し話題となっています。

「吉野檜 三段重箱 変根来」は蓋部分が漆、本体は檜になっています。“変根来(かわりねごろ)”とは、「根来」と言われる漆塗りの技法を応用したものです。根来は、本来は朱の仕上げ塗りを、あえて研いで下塗り部分の黒を見せる漆塗りの重要な技法のひとつです。
島安汎工芸製作所では、白漆の変根来などを開発し商品に取り入れてきました。
この三段重箱の蓋にもその技術が取り入れられ、微妙な調合の漆を何度も塗り重ねたあとに研ぎだした絶妙なぼかし加減が表現されています。伝統技術を見事にモダンに昇華させているデザインです。

本体の檜には間伐材を使用しています。和歌山県は世界遺産の熊野があり、林業が盛んな地域です。森林育成に欠かせない間伐作業によって生じる間伐材を加工しています。
新品状態では檜の香りが広がり、森林の恵みによって生まれた商品であることを実感します。

間伐材を使用しているため節が目立つ場合もあります。節は手作業でパテ埋めしてあります。

モダンでスタイリッシュなデザイン、特別感がある檜の重箱はお正月のしつらえとしてピッタリです。皿や小鉢などを入れてアレンジも楽しめます。

また、普段使いとしても幅広く使えます。ちょっと特別なランチボックスをご自宅で楽しめます。

蓋の色が「赤」「白」の2色から選べます。

原産国:日本
素材: 〔本体〕檜(ウレタン塗装) ※檜の集成材を使用
〔蓋〕中質繊維板 (ウレタンと漆の混合塗装)
色:赤、白
セット内容: 蓋×1、重箱×3
サイズ:〔外寸〕約W16×D16×H15cm
〔箱一段内寸〕約W14.7×D14.7×H4cm
食器洗浄乾燥機:×
電子レンジ:×
ご購入前に必ずお読みください
▼一点一点手作りのため、仕上がりに個体差が生じる場合がございます。
▼天然木を使用しているため、木目の色合いや節の入り方は一点ずつ異なります。商品によっては木目や節が目立つ場合があります。
▼節部分は一点一点手作業で木工パテを埋めています。
▼ページをご覧になるブラウザ環境により、商品の色味などの微妙なニュアンスは実物と異なって見える場合がございます。
上記事象はいずれも不良ではありません。商品ページの画像とお手元に届く商品は、木目の色合いや節の入り方などの イメージが異なる場合がございます。申し訳ございませんが「イメージと実物が異なる」という理由での返品・交換はお受けすることができません。 あらかじめご了承ください。
▼「お取り扱い上のご注意」タブもお読みください。
※こちらの商品はお客様都合による返品・交換を受け付けておりません。
▼浸け置き洗いはお避けください。
▼タワシ、みがき粉、食器洗浄乾燥機のご使用はお避けください。
▼直火、電子レンジ、オーブンのご使用はお避けください。
▼塗料は無害ですが、割れ、欠け、ひびが入った場合は、ご注意ください。
▼過剰な重さがかかる状態では使用しないでください。
▼湿度の高い状況下におくことは避けてください。変形、変色、カビが生じる原因となります。
▼油や指紋がついた場合は柔らかい布で丁寧に拭き取ってください。
▼お料理を直接盛ることもできますが、中敷をご使用いただくと長くお使いいただけます。